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鋳物の材質

access_time2019年12月27日

鋳物は金属の種類によって、製品に適した用途に使われています。

まず大きく分けると、【鉄鋼鋳物】と【非鉄鋳物】に分類できます。
次章以降材質ごとに深掘りしていきますので、ここでは簡単に紹介していきます。

鉄鋼鋳物

<鋳鉄>
もっとも一般的な鋳物。自動車部品、マンホール、鋳鉄管、産業用機械部品など。
幅広い分野で使用されています。

<鋳鋼>
産業用機械部品(土木、鉱山機械、発電、製鉄用)など、大物が多い。

非鉄鋳物

<銅合金鋳物>
 青銅鋳物…バルブ、軸受けをはじめ、美術工芸品、銅像、オリンピック銅メダルなど。
      昔は大砲に用いられていたことから、「砲金」とも呼ばれています。

 黄銅鋳物…蛇口、給水管、仏具、5円玉硬貨など。

<軽合金鋳物>
 アルミニウム鋳物…自動車部品、エクステリア(フェンス、門扉)、ロボット部品など。

 マグネシウム鋳物…自動車部品、電子機器部品など。
          主に軽量化を目的として使用されます。

日常の生活や経済活動に無くてはならない鋳物。次章からはそれぞれを詳しく解説していきます。

次回は「鋳鉄」についてご説明いたします!

<鋳物の起源     目次へ     鋳鉄について>

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