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アルミ鋳物について

access_time2020年7月4日

アルミニウム合金鋳物の比重は、鉄の密度の約1/3程度の2.70g/㎤と軽量です。また熱及び電気の伝導率が銅に次いで高く、銅の約60%、比熱は鉄に比べ約2.0倍大きいです。
このような特徴の為、自動車部品を始めとして一般機械部品、輸送機械部品など幅広い分野に用いられています。

主な材質の特徴

アルミニウム合金はアルミと他元素を添加することで様々な特性が生まれ、材質ごとに特徴が異なります。ここでは主に砂型鋳物、グラビティ鋳造で用いられる材質についてご説明させていただきます。

<AC4C>
耐食性及び靭性に優れているため強度が要求される大型鋳物によく用いられます。鋳造性が良いため、アルミ鋳物の中では最もメジャーな材質といえます。
<AC4CH>
AC4Cより不純物、特にFeの許容量を大幅に少なくし、強度・靭性を高めた合金となります。鋳造性に優れ、耐圧性、耐食性もよいまさに「ハイグレードなAC4C」です。自動車部品のホイールなどに使用されています。
<AC2A>
鋳造性が良く、鋳放しのままでも適度の強度があり、機械加工性も良い材質です。反面、 伸びは少ないです。
<AC7A>
耐食性、靭性に優れ、伸びはかなり優れていますが、反面流動性は悪く溶湯補給が困難であるため引け巣が出やすく、また酸化物の発生も多いため鋳造性は悪いです。

次回からは「鋳造のプロセス」についてご説明させていただきます!

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